韓美生活:■韓国映画『暗殺』
昨年、韓国で1,270万人もの観客を動員した大ヒット作
『暗殺』がついにやって来ました~

今週16日(土)より日本で順次公開されます。

『暗殺』(2015年/韓国/139分)
暗殺main
(c)2015 SHOWBOX AND CAPER FILM ALL RIGHTS RESERVED.

2016年7月16日(土)よりシネマート新宿ほか全国順次公開
詳しいあらすじや公開情報等は公式HPをご覧ください^^


時は1911年、日本統治下の朝鮮半島。
京城(現在のソウル)のホテルで、日本の総督を狙う暗殺
事件が勃発する。

犯人は独立運動家のヨム・ソクチン(イ・ジョンジェ)だが、
親日派で実業家のカン・イングク(イ・ギョンヨン)が阻止
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このときの騒動の中、カンの娘で双子の妹が行方不明になる。

1933年の杭州。
韓国臨時政府のキム・グ党首は日本からの独立を目指していた。

仲間のキム・ウォンボン(チョ・スンウ)と、警務局のヨム・
ソクチン隊長を招き、大掛かりな暗殺計画を練る―
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実行することになったのは、独立軍最高のスナイパーである
アン・オギュン(チョン・ジヒョン)
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彼女をリーダーとし、この3人で暗殺団を結成
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写真↑は、独立への強い信念を胸に「韓国独立万歳」の
掛け声とともに撮影したもの。

彼らは上海のホテルで作戦を実行するはずだったが…
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この作戦はすでに日本側に筒抜けになっていた。
日本領事館は関与する容疑者を一網打尽にすべく検挙作戦に
乗り出す。

驚くことに、日本に情報を流していたのは、計画を主導する
ヨム隊長その人だった
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1911年の暗殺事件で捕えられた彼は、独立運動家として臨時
政府から絶大な信頼を得ながら、生き延びるために日本の
密偵になるしかなかったのだ。

検挙作戦は失敗に終わり、ヨム隊長は、朝鮮人の殺し屋
“ハワイ・ピストル”(ハ・ジョンウ)にオギュンら暗殺団の
殺害を依頼する―
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暗殺団とハワイ・ピストルと相棒のヨンガム(オ・ダルス)、
ヨム隊長らが続々と京城に到着したが、そこでオギュンは
衝撃的な人物と出会い、新たな局面を迎えることに―


*****
今回も出ました。韓国映画語録。
屁をこきすぎると……

辛口映画評論家の前田有一氏と試写会に行きましたが、
思わず二人で大爆笑。
そして毎度のことですが、こんなシーンでも試写会場は妙に
静まり返っていました。笑っていたのは前田氏と私だけ

ちなみに本作では、韓国で食べる豚肉が美味しい理由にも
触れていました。
ここらへん、面白いので聞き逃しませんように。
この話を聞いたハ・ジョンウが、オ・ダルスに伝えるシーンも
切羽詰った場面でありながら笑えました。

まるでアドリブみたい
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大事なシーンでもこんなふうに笑わせる要素満載で、お見事
というほかありませんでした。

アクション大作といわれていましたが、それよりは激動の
時代を生きた人々の、それぞれの生き様が心に響きました。

日本統治下、同じ民族が葛藤するシーンには共感できたし、
この時代を生き抜くため同胞を裏切る人、独立を夢見て命を
賭して闘う人々。
どう生きるかを選んだのではなく、そう生きるしかなかった
人たちの生き様に切なくなります。

独立運動家のキム・グとキム・ウォンボン(チョ・スンウ)は
映画では描かれなかったものの、最後は一枚岩にはなれず、
のちに違う道を歩んでいるようだし。

その末、キム・グは暗殺され、キム・ウォンボンは北朝鮮の
幹部になったものの粛清されたようなので、植民地時代に
思い描いていたような人生にはならなかったのではないかと
想像します。

途中、少し韓ドラっぽい要素が出てきたとき「えーっ
そんなストーリー展開なの」と、ちょっぴり引きましたが、
そうした伏線を上手く利用して終盤の結婚式場へのシーンに
つながっていきました。

その後のシーンは切なく、ただただ泣けました
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今の時代だったら、恋をして結婚をして家族を作って…と
夢を膨らませるはずが、オギュンはそれとは違った人生を
強いられてきたわけですから。
そうした未来図を描けない3人が笑顔で写真撮影したシーンに
目頭が熱くなります。

そして毎度のことながら、ピストルで何発撃たれようと
倒れないキャラクターたち
一体どれほど性能の悪いピストルなんだろうか。
相手にとどめを刺そうと思ったら10発以上は必要になる。

ハ・ジョンウは今回もアクションシーンで体ボロボロでしたが、
今までの映画がどれも強烈だっただけに、今回に限っては
ちょっと手ぬるいようにも思えました(笑)。
だって、ハ・ジョンウはいつも死にそうになっているから

おそろしいのがチョン・ジヒョンの存在感
暗殺sub1
思えば、『猟奇的な彼女』の頃と容姿はほとんど変わらない。

イ・ジョンジェとのシーンは、懐かしの『イルマーレ』を
思い出しましたが、あの映画から16年もたっているのに、
そんな歳月は微塵も感じさせないではないか
化け物もいいところ
コメディもできるがアクションもイケる。
こんな女優さんはほかにはなかなかいないですよねー。

一つ残念だったのは、日本人役のキャラクターの日本語が
おそろしく下手だったこと。本作に限ったことじゃないけど、
どう見ても、ムリして日本語を話している韓国人にしか見えず、
この点だけ分かりづらくてもったいなかったかも

オススメ度 ★★★★☆

あれから16年が過ぎました



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